「食べること」が、からだとこころに教えてくれること

食べることが、好きです。

お腹がすいて、何か食べたいと思える。
それだけで、今日もちゃんと生きているんだなあと、しあわせだなぁ・・・しみじみ感じます。

食欲って、単なる本能じゃなくて——からだとこころが「大丈夫だよ」と送ってくれるサインだと、私は思っているんです。


目次

食事に、その人の人生が出る

何を食べるか、どう食べるか。
そこには、その人の暮らしぶりや、今の心のありようが、自然とにじみ出ますよね。

とにかくお腹に入ればいい、という日もある。
器や見た目にこだわりたい、という日もある。
誰かと囲む食卓が恋しいときもあれば、ひとりでしずかに味わいたいときもある。

好みも、かける時間も、お金も、こだわりの深さも——全部ちがって、全部その人らしい。

それでいいんだと思います。

「正しい食事」より、「自分に合った食事」のほうが、からだには届く。
40代、50代になると特にそれを感じませんか。
若いころのように「これさえ食べれば大丈夫」が通用しなくなって、自分のからだと、もう少し丁寧に向き合いたくなってくる。


「おいしかった」と言える日が、特別な日

体調、気分、一緒にいる人、その場の空気。 いろんなものが重なって、ふと「あー、おいしかった」と思える瞬間があります。

あれって、からだもこころも、ちゃんと満たされている証拠だと思うんです。

気心の知れた人と同じものを食べて、「おいしいね」と言い合えるときのあの感覚。
ほんの些細なひとことなのに、不思議と胸がゆるむ。

そういう時間が、私はとても好きです。

信頼できる人と一緒に食べると、自然と副交感神経が優位になって、消化も良くなり、からだ全体がほぐれていく。
これは感覚だけの話じゃなくて、からだの中で実際に起きていることなんですよね。

食事って、栄養を摂るだけじゃない。

安心を食べる時間でもあるんだなあと、改めて思います。


40代、50代の「食」が変わるとき

ところで、最近こんなことを感じたことはありませんか?

  • 以前は好きだったものが、なんとなく重たく感じる
  • 食べても、以前ほど満足感が続かない
  • そもそも、お腹がすく感覚が薄れてきた気がする

これ、「歳のせい」で片づけてしまいがちなんですが、じつはからだが変化のサインを送っていることが多いんです。

更年期のころは、ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れやすくなります。
その影響は全身に及んでいて、消化器系のはたらきもその例外ではありません。
胃腸の動きが鈍くなり、食欲がわかなかったり、食べたあとに胃が重く感じたりする。
便秘がちになって、お腹がすかない、という方もいらっしゃいます。

「なんとなく不調だけど、病院に行くほどでも……」

そう思ってそのままにしてしまっている方、意外と多いのではないでしょうか。


「食べたいな」という感覚を、取り戻してほしい

からだが整っているとき、人はちゃんとお腹がすきます。

食欲は、消化力のバロメーター。
「食べたい」と感じることは、胃腸がしっかり動いている証拠です。
逆に言えば、食欲がわかないときは、消化器系のどこかに疲れやよどみが生じているサインでもある。

だから私は、「食欲がない」という状態を、そのままにしておいてほしくないんです。

無理に食べなくていい。でも、そっとからだを整えてあげることはできる。


お灸が、からだの「巡り」を呼び覚ます

そんなときにおすすめしたいのが、お灸です。

お腹や足元をじんわり温めると、からだは素直に反応してくれます。
冷えで縮こまっていた内臓がほぐれ、血流が促され、消化器系のはたらきが少しずつ活発になっていく。

そして気づくと、「あ、なんか食べたいかも」という感覚が、ふっと戻ってくる。

お灸には、胃腸の調子を整えるのに効果的なツボがいくつもあります。

足の「足三里(あしさんり)」、お腹の「中脘(ちゅうかん)」など、古くから消化器系に用いられてきたツボにじっくり温熱を届けることで、胃腸の動きを促し、自律神経のバランスを整えていきます。

更年期のさまざまな不調に悩む方にも、お灸はとても相性がいい。

ホルモンの変化によって乱れた自律神経を、温めることでそっとなだめてあげる——そういうイメージです。

からだって、追い込んでも動いてくれない。

でも、

温めてゆるめてからだが巡っていくと、ちゃんと応えてくれる。

そのことを、施術を通じて実感してくださる方が、本当にたくさんいらっしゃいます。


「おいしい」に、また会いにいこう

おいしく食べられること。

お腹がすくこと。

食べた後に「ああ、よかった」と思えること。

当たり前のようで、からだとこころが整っていないと、なかなか感じられない幸せです。

40代、50代は、からだの変化が重なって、「なんとなくしんどい」が積み重なりやすい時期。
でも同時に、自分のからだと深く向き合えるようになる時期でもあると、私は思っています。

無理に頑張らなくていい。 でも、そっと整えてあげれば、からだは必ず応えてくれます。

「おいしいな」と感じられる日常を、もう一度。

そのお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。

気になった方は、「ふんわり」にぜひ一度いらしてみてください。

あなたのからだの声を、一緒に聞いていきましょう。

岡崎市 鍼灸院ふんわり

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