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更年期になると、肌の乾燥や喉のイガイガ、浅い呼吸を感じることはありませんか?
それは「肺(はい)」の弱りが関係しているかもしれません。
東洋医学でいう肺は、単なる“呼吸する臓器”ではなく
全身の「気(エネルギー)」をめぐらせ、体と心をうるおす大切な臓です。
肺が元気に働くことで、肌はしっとりし、呼吸も深くなり、こころにも落ち着きが生まれます。
更年期にはホルモンバランスの変化やストレスによって、
肺の力が少しずつ弱まっていきます。
その結果、乾燥・咳・息切れ・声のかすれ・肌荒れ・浅い眠りといったサインが現れるのです。
また
肺は「悲しみ」とつながる臓ともいわれます。
気づかぬうちに溜めこんだ悲しみや喪失感が
呼吸を浅くし
気の巡りを滞らせてしまうこともあります。
呼吸が浅くなると自律神経が乱れ、イライラや不安も増えやすくなります。
まさに、こころとからだは一つ。
肺を整えることは、感情を整えることにもつながります。
日常の養生法としては、まず「深呼吸」
一日に数回、意識的に息をゆっくり吐き切るだけでも、肺がふかく動きはじめます。
部屋の加湿を保ち
白い食材(れんこん・はちみつ・白きくらげ・豆腐)をとり入れるのもおすすめです。
これらは肺をうるおし、乾燥から守ってくれます。
鍼灸のツボ …
「中府(ちゅうふ)」 鎖骨の外側の下
「列缺(れっけつ)」 肘から手首に向かう親指側
呼吸を整えて全身に気を巡らせます。
施術後には胸がスーッとひらき、呼吸が楽になる方も多くいらっしゃいます。
呼吸が整うと、こころの緊張がほどけ、自然と笑顔が戻ってくるのです。
更年期は、からだのうるおいとこころの余裕を取り戻す時期
焦らず
無理せず
「いまの自分をやさしく受けとめる」ことが、肺を癒す第一歩です。
乾燥が気になるときは、からだと心のサイン。
鍼灸のやさしい刺激で、呼吸を深め、うるおいを取り戻していきましょうね
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