冬の気配がぐっと濃くなる12月。
訪問先の膝の悪いおばちゃんも、外へ出るたびに冷たい風に肩をすくめていました。
今年の夏は本当に暑かった。
猛暑で外に出られず、思うように歩けない日が続いたことで、筋力がガクッと落ちてしまっています。
でも最近、近所に新しいドラッグストアができたことで、少しだけ表情が明るくなりました。
広告を見るたびに
「いつか行きたいんだわぁ」
と、少女みたいな顔で話してくれる。
その“いつか”を叶えるために、私は今日も横で「ふぁいと」と声をかけます。
歳を重ねても、目標を持ち続ける姿って、本当に美しい。
人は幾つになっても、目標をもっていると輝きます
年齢は関係なく素敵です。
今日の会話で胸にひっかかった言葉
冬の話題になった時、おばちゃんがふとつぶやきました。
「夜中のトイレね…ひどい時は7〜8回よ。」
聞いた瞬間、びっくりしました。
7〜8回。
びっくり!!
原因は色々考えられる…
・薬の副作用?
・膀胱の問題?
・冷え?
・加齢?
もちろん全部ありそう。
主治医に話して!との返事は
「忙しそうだで話さん」
「あかん、話してね」
次の診察でお話しする約束しました。
夜間頻尿は“歳のせい”ではない場合がある
高血圧のサインとして現れることも
夜間頻尿――。
多くの人が「冷え」「年齢」を理由にしがちですが、実はそれだけではないみたいです。
心臓や血圧の異変と関わっていることがあるみたいです。
特に、
・普段は健康で
・お酒もそこまで飲まず
・生活習慣も問題ない
そんな人でも、
就寝後に2~3回以上トイレに起きるなら、昼間の高血圧を疑うべき。
放置すると脳出血になることも“まれではない”と言われています。
「ただのトイレ」では済ませたくない理由がここにある。
心臓病治療中の人はもっと注意
さらに、
心臓病の治療をしている、あるいは治療中の方 の場合。
夜間頻尿が増えることは、
心不全が進行しているサインの可能性も。
理由はこうです。
- 心臓のポンプ力が落ちる
- 昼間は血液が下半身に溜まりやすい
- 横になると全身に戻る
- 腎臓の血流が増えて尿が作られやすくなる
この流れを知ると、夜のトイレが“身体のSOS”に感じます。
おばちゃんへ、そして読んでいる人たちへ
私は今日、おばちゃんにそっと言いました。
「これは一度、医者に相談しよ。忙しそうでも話してね」
本人はケロッとしていますが
からだのサインをしっかり受け止めることが大事だと思います。
特に冬は血圧が上がりやすい季節ですよね。
寒さで血管がキュッと縮み、心臓にも負担がかかる。
◎膝の痛みも
◎筋力低下も
◎夜間頻尿も
どれも“歳だから”で放置しないでくださいよ。
からだのサインには理由がある。と思っています。
鍼灸でできるサポート
鍼灸は「弱っているところ」を見つけて整えるのが得意です。
・全身の血流改善
・自律神経の調整
・睡眠の質アップ
・冷え・むくみの改善
夜間のトイレ回数の減少に役立つこともありそうです。
「からだの声」に気づかず、長年頑張り続けてきた女性ほど、
そのままスルーパスしないでくださいよ。
おわりに
“いつか行きたい、やりたい”を叶えるために
おばちゃんの
「ドラッグストアへ行ってみたい」 という小さな夢。
私は叶えてほしいと思っています。
そのためにも、
まずは夜間の7~8回のトイレを少なくなって欲しいです。
どうか、あなたの体にも
“ちゃんと目を向ける時間” をつくってあげてくださいね。
岡崎女性鍼灸院
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